広告主の広告費が騙し取られる

CTVでの広告主詐欺 「本当は広告1つなのに4つ表示されたことになる」

メディアビジネス編集部

広告検証会社のDoubleVerify(米国)は3月4日、実在のコネクテッドTV(CTV)デバイスのセッションを乗っ取ることで知られているサーバーサイド広告挿入(SSAI、Server-Side Ad Insertion)スキームを特定したと発表した。

ピーク時には毎日200万台以上のデバイスになりすましており、CTV全体の平均20ドルのCPMに基づいて広告主に毎月500万ドル以上のコストをかけていた可能性があるという。

このスキームは「SneakyTerra」と呼ばれており、実在のCTVデバイス上の実際のセッションをハイジャックする能力を持つため、不正行為を隠蔽し検出をより困難にする文字通り「卑劣な(sneaky)」スキームだ。

SneakyTerraは実際のインプレッションを購入し、なりすましたSSAIコールを通じて複数の広告からインプレッション・トラッカーを取得することで動作

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出版社や新聞社などのメディア事業者、製造業や小売業などのオウンドメディアを運営する企業向けに、総合コンサルティングサービス「MediaDX」の提供、システム構築、メディア運用など、事業立案からグロース・多角化戦略まで幅広く支援している。
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