アットフリーク(東京都千代田区)が7月1日、インターネットで商品を購入するユーザーへの調査結果を発表し、商品購入時の情報収集においてSNSは「2番目」に使われており、商品認知のきっかけはメディアとSNSが同率であることが明らかになった。
商品購入時の情報収集、SNSは「2番目」に使われる
同調査では、インターネットで商品を購入する際の情報収集に用いるサービスについて質問。使用頻度について、同社がランキングと人数から算出したスコアでは、「テレビ」(56ポイント)がInstagramやTwitterなど「SNS」(49ポイント)を上回ることがわかった。最多はGoogleなどの「検索エンジン」(69ポイント)。新聞(27ポイント)、ラジオ(24ポイント)、雑誌(22ポイント)はあまり変わらなかった。
使用頻度が高いサービスを順位ごとに見てみると、約3分の1の回答者が「テレビ」(32.0%)を1位に挙げている。一方、「SNSは」2位として挙げた人の割合が多い(30.7%)。1位の票を多く集めたのは「検索エンジン」(42.4%)で、同社は検索エンジンやテレビと併用してSNSで情報収集を行うユーザーが多いのではと分析している。
商品認知のきっかけはメディアとSNSが同率
インターネットで商品を購入する際、初めて目にする企業やブランドの商品を購入した経験について調査したところ、9割近く(87.3%)の回答者が「ある」と回答した。そこで「ある」と答えたユーザーに、商品やサービスを認知したきっかけについて質問。すると、テレビ(55.2%)とSNS(55.2%)が同率の結果になった。「検索エンジン」(65.6%)が最も多いという傾向は、情報収集で使う媒体と変わらない。
初めて目にする企業の商品(サービス)について、信頼性が上がった理由では、「メディアで紹介されていたから」が43.1%、「SNSで取り上げられていたから」は38.9%だった。一方、購入の決め手となった理由では、メディアの紹介が36.5%、SNSで紹介が37.8%とほぼ変わらないというデータも示されている。
同発表はインターネットで商品を購入するユーザーへ企業ブランドに関する認識について行われたアンケート調査をまとめたもの。同調査は2022年6月3日と4日に20歳以上の男女438人を対象にインターネットで実施、有効回答数は330だった。アットフリーク社はWebサイト制作やコンテンツマーケティングを手掛ける企業。
同発表の詳細はこちらで確認できる。