英国のメディアが戦略転換した事例などがわかる

出版・メディア事業、今後の戦略転換を議論するオンラインサミットが開催

メディアビジネス編集部

広告・メディア・デジタルマーケティング業界向けメディア「Campaign」誌を発行するヘイマーケット・メディア・グループ(英国)は、12月9日にオンラインイベント「Campaign Publishing Summit」を開催する。

このオンラインサミットでは、出版・メディア事業者やマーケター、コマーシャルリードが一堂に会して2020年の経験を共有し、2021年以降の戦略について意見交換が行われる。

コロナ禍を受けての、出版・メディア事業の戦略転換がテーマ

「リーダーズパネル」のテーマは「危機かチャンスか?印刷物やライブイベントの世界におけるデジタルイノベーション(Crisis or opportunity? Digital innovation in the world of print and live events)」。

ファイナンシャル・タイムズ紙のCCO兼CMOであるフィノラ・マクドネル(Finola McDonnell)氏やTTGメディア社のダニエル・ピアース(Daniel Pearce)CEOらが、業界のリーダーが逆境に直面し戦略をどのように転換したかについてトークを展開、リーダーが収益源とオーディエンス・エンゲージメントを維持するために取ったリスクや、パンデミックに対応した業界内のクリエイティビティやイノベーションの事例を紹介する。

「パネル・ディスカッション」には、テレグラフ紙のクリス・フォレスター(Chris Forrester)CROやNews UK社のドム・カーター(Dom Carter)CCOらが登壇、「広告資金モデルはこれで終わりか?(Is this the end of the ad-funded model?)」と題し、不安定な状勢の中で、メディア事業者がどうやって購読者のネットワークを立ち上げ維持してきたのか、視聴者を生み出し維持する最も効果的な収益化戦略とは何か、そして広告市場の縮小に直面する中で利回りを上げる戦略についても討議する。

ほか、以下のテーマで座談会等が予定されている。

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メディアビジネス編集部

出版社や新聞社などのメディア事業者、製造業や小売業などのオウンドメディアを運営する企業向けに、総合コンサルティングサービス「MediaDX」の提供、システム構築、メディア運用など、事業立案からグロース・多角化戦略まで幅広く支援している。
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