コロナ関連のフェイクニュース多数

「見破る自信がない」が約6割 フェイクニュースに関する意識調査

メディアビジネス編集部

MMDLabo株式会社(東京都港区)が運営するMMD研究所は10月14日、「2020年 フェイクニュースに関する意識調査」の結果を公表した。

60代が一番「フェイクニュース」という言葉を知っている

同調査において、スマートフォンを所有する18歳~69歳の男女1,116人を対象に「フェイクニュース」という言葉を知っているか聞いたところ、「知っている」が66.8%、「聞いたことはあるが詳しくは知らない」が19.1%、「知らない」は14.1%だった。

これを年代別で見ると、「知っている」と回答した世代のトップは60代(n=173)で72.3%、次いで40代(n=267)が68.2%、10~20代(n=232)が67.2%だった。「知らない」と答えた人が最も多かったのは30代(n=213)で19.7%、次いで10~20代(n=232)が15.1%、40代(n=267)が12.7%だった。

「フェイクニュースを見たことがあるか」という質問では、「見たことがある」は39.2%、「見たことがない」は60.8%だった。

年代別では、「見たことがある」と回答したのは10~20代(n=232)が最多で45.7%、次いで40代(n=267)が45.3%、30代(n=213)が41.8%となり、トップの10~20代と最も少ない60代では18.0ポイントの差があった。「見たことがない」と回答したのは60代(n=173)が最も多く72.3%、次いで50代(n=231)が68.0%、30代(n=213)が58.2%だった。

見たことのあるフェイクニュース、「コロナ関連」が最多

フェイクニュースを「見たことがある」と回答した438人に、実際に見たフェイクニュースの内容を自由回答で聞いたところ、コロナウイルス関連の内容が多数であった。

また、フェイクニュースに騙された経験については、「騙されたことがある」が32.6%、「騙されたことがない」が67.4%だった。

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出版社や新聞社などのメディア事業者、製造業や小売業などのオウンドメディアを運営する企業向けに、総合コンサルティングサービス「MediaDX」の提供、システム構築、メディア運用など、事業立案からグロース・多角化戦略まで幅広く支援している。
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