メディアリーチ(大阪府大阪市)が4月14日、「Webマーケティング関連の副業」に関する実態調査の結果を発表。約3人に2人は副業収入が月5万円未満であること、7割以上が副業で得た知識や意見が本業に役立つと考える一方、約4割が独立を見据えて活動しているといった実態が明らかになった。
現在の副業での収入については、64.5%が「月5万円未満」だと回答。別の質問では約4割が「月5万円~10万円」がWebマーケティング関連の副業収入として理想だと答えているが、実際にその収入を得ている人の割合は約4人に1人(26.1%)にとどまっていることがわかる。別の質問では、副業を行なっている人の約4割(39.4%)が将来、独立を考えているというデータも出ている。
約3人に1人は本業の会社の許可を得ずに副業
「副業は会社の許可を得ていますか?」という質問に対し、36%にあたる73人が「いいえ」と回答。一方、「はい」と答えた人は130人(64%)で、約3人に2人は会社の許可を得た上で副業に従事している。同調査では、全回答者のうち約半数(48.8%)が本業でもWebマーケティング関連業務に携わっており、7割以上(71.4%)は副業で得た知識や経験が本業に役立っていると考えているというデータも示されている。
副業にかける時間は月に20時間以内がほぼ半数
副業にかけている時間について最も多かったのが月に「11時間から20時間」(25.1%)。「10時間以内」(24.6%)と合わせると、月間で「20時間以内」が全体の半数を占める(49.7%)。
副業で行っているWebマーケティングの種類について複数回答で聞いたところ、最も多いのは「Webライティング関連」(49.7%)。続けて「SEO関連」(23.1%)、「インターネット広告関連」(17.7%)、「SNSマーケティング関連」(16.7%)という結果だった。
メディアリーチはメディアコンサルティングやデジタルメディア事業を展開する企業。同調査は4月9日から13日の間、Webマーケティング関連の副業をしている20代以上の男女203人を対象にインターネット調査で実施された。
同発表の詳細はこちらで確認できる。